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生活習慣病とは
生活習慣病とは、生活習慣が発症や進行に関わる疾患のことで、
高血圧・糖尿病・心疾患・脂質異常症・高尿酸血症・痛風・がん・歯周病など、さまざまな疾患があります。これらの多くは自覚症状なく進行してしまいます。
そのため、定期的な健康診断や人間ドックが大切です。また、病気になる前に生活習慣を見直すことが重要です。
生活習慣病の症状
- 全身の倦怠感が続く
- めまいや立ちくらみが続く
- 呂律がうまく回らない
- せきや痰が増えた
- まぶたに脂肪のかたまりができた
- 少しの運動で息が切れる
- 胸が痛む
- 胸やけや胃の不快感がある
- 足の親指が激しく痛む
- 背中が曲がってきた
- 手足が痺れる
など
生活習慣病の原因
生活習慣病は、日常生活の習慣から起因します。生活習慣病発症の原因となる、具体的な習慣は以下の通りです。
- お酒をたくさん飲む
- 喫煙習慣がある
- 睡眠不足が続いている
- 炭水化物や脂肪分を過剰に摂取する
- 濃い味付けの料理をよく食べる
- 間食や夜食を食べることが多い
- 野菜を食べることが少ない
- 週に30分以上の運動をしない
など
生活習慣病の治療法
食事療法
食生活を見直すことで生活習慣病を改善していきます。たとえば、次のようなことをおこないます。
- 塩分の摂取量を制限する
- 適切なカロリー量を摂取する
- 飽和脂肪酸の摂取を控える
- 食べ過ぎない
- 飲酒量を減らす
など
運動療法
運動によって生活習慣病を改善していきます。症状によって推奨される運動療法は異なります。たとえば、推奨される運動量は以下の通りです。
高血圧の場合 | 1回10分以上で1日 40分以上の運動 |
---|---|
糖尿病の場合 | 50歳未満は心拍数100~120拍/分、 50歳以上は100拍/分程度になる中等度の運動 |
脂質異常症の場合 | 中等度の運動に加え、腕立て伏せやスクワットなどの筋力トレーニング |
薬物療法
薬の内服によっても、治療をおこないます。
高血圧なら降圧剤・カルシウム拮抗薬・アンジオテンシン受容体拮抗薬、糖尿病ならインスリン注射、脂質異常症ならコレステロールをコントロールする薬、動脈硬化なら血管が詰まらないようにする薬など、疾患・症状・進行度などによって薬物療法をおこないます。
生活習慣病の予防法
- 食べ過ぎない
- 塩分の摂取量を制限する
- 適正体重を保つ
- 飲酒量を減らす
- 喫煙をしない
- 1日3食、きちんと食べる
- 1日7~8時間、きちんと寝る
など
その他の生活習慣病疾患